交通事故によるむち打ち・首や肩の痛み。バレー・リュー症状型とは?

別のコラムでむち打ち症には
「頚椎捻挫型」
「根症状型」
「バレー・リュー症状型」
「脊髄症状型」
「脳髄液減少症」
などの分類があるとお話しましたが。
今回のコラムでは
【バレー・リュー症状型】に
ついてお話致します。

その前に、自律神経という言葉に
ついて簡単にご説明いたします。
自律神経は2種類に分類され
交感神経と副交感神経に分けらます。

それらは相反作用(逆の働き)をしています。
交感神経は興奮・覚醒の神経と言われ
物事に集中するときや
運動をする時などに優位に働くのもで、

副交感神経は安静の神経で
睡眠時やマッサージや
美味しいものを食べている時など
リラックスしている際に
優位に働くものです。

ちなみに副交感神経は
胃や腸管の活動を促し
消化を促進する働きがあるのですが、
自分が美味しいと思うものを
食べないと逆に精神的にイライラして
交感神経が優位になり
消化が遅くなると
言われています。(余談ですw)

さて本題に戻りますが、
バレー・リュー症状型は
頸部交感神経症候群】ともいい、
急激な外力によって
首の強い曲げ伸ばしが矯正され、
その際に
首の骨の横を通る交感神経
伸ばされたり、
首にある筋肉で圧迫されると、
自律神経の不調のような
症状がでることがあります。

首の近くにある
交感神経節(神経の束のようなもの)は
顔面や目・耳などを支配しており、
そこが障害されることにより
頭痛やめまい・吐き気、倦怠感
冷や汗や緊張状態の継続などが
起きてしまうのです。

症状が出るのは
首を痛めた日から
1週間後程度
言われていますので、
事故後にすぐそういった症状が
無いからといって
油断しないほうが良いと思います。

こういった症状や
頸部の痛みが続くと精神的にも
病みやすくなるものです。
そうなる前に早めの治療を
行うことをお勧め致します。

交通事故によるむち打ちに限らず
首や肩の痛み・頭痛でお悩みの方は
是非一度相模原のかさい整骨院に
ご相談ください。

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